開くたびにわくわくする本
「男と女の上質図鑑」松浦弥太郎 伊藤まさこ
4年程前に手にしてから、時間があればぱらぱらとめくる本。
何で知ったか忘れてしまったけれど、松浦弥太郎さんの書く文章や好きなもの、イラスト、写真に惹かれ、この本が最近出たものだと知り、購入。
もともと*上質でいいもの*が好きで(当時23歳くらいだから到底手には入らなかったけど)、そのことについてエッセイのように書かれている文章と写真が本当に素敵で、何度も何度も読み返したなあ。
内容としては、松浦さん、伊藤さんが今後に自身の愛用品、好きなものについて各々100個ずつあげ、アイテムについての文章を載せているもの。
どちらの方も本当に心から好きなものに囲まれて生活しているのだと実感。
恥ずかしながら、伊藤まさこさんもこの時に初めて知った。
これだけ多くの著書があるのでおそらく本を手にしたことはあったかもしれないけれど、著書名を覚えるのが苦手な私は記憶になかった…。
伊藤まさこさんも気になる存在に。
特に好きな箇所
・プレゼントに耳をあてる
→「暮らしの手帖」編集長に就任し5年の節目に家族からプレゼントしてもらったロレックスの時計、その3年後にプレゼントしてもらったパテックフィリップの時計のお話。なんて素敵な家族なんだろうと思った。
・大人のたしなみ
→ボッテガヴェネタのお財布を紹介しているページ。私はこれを見て、自分もボッテガのお財布を使うように。
・見えないところほど気を遣いたい
→ダントツで好きなページはここ!
ジョン・パトリックのインナーウェアを紹介しているページ。
質素な生活の中にも豊かさを見つけるバレリーナのお話が書かれているのだけれど、私もそうでありたいと思った。豊かでなくても優雅に暮らすことはできる。気の持ちよう。
・毎日使うものこそよいものを
→伊藤さんが普段使われているシャネルの化粧品のお話。指先にまで気を遣える女性になりたいな。
・僕の先生
→松浦さんの愛読書、というよりも、手元にいつも置いてある本について紹介されているページ。私にとってのこれが、この本。
他にも素敵なページがたくさん。
これからも頻繁にページを開く本になりそうです。